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1 年以上が経って [デグー 病気・怪我]

りるさんを飼い始めて 1 年以上が過ぎました。

りるさんは、2 回目に飼ったデグーさんです。
りるさんを 1 年無事に飼い続ける事ができたら、書こうと思っていたことがありました。
たった 1 か月でなくしてしまった初めてのデグー、キュキュの事故のことです。

なくした直後、とても辛かったです。でも記録に残しておこうと思って記事を書きました。でも 3日程で下書きにして下ろしました。辛かったし、まともに飼った事もない人間がこうすればよかったと反省の言葉を書くのが薄っぺらく感じたからです。

だから 1 年経ったら、本当は 1年と言わず寿命まで飼ってからにしたかったけど、流石にそれだと先が長すぎるので、取り敢えず 1 年経ったら、事故のことを掲載しようと決めました。

実際には、丁度 1年経った頃にりるさんの目ヤニ事件があったりでバタバタしてタイミングを逃してしまったけど。

りるさんの体重も相変わらず変わらなくて、歯の心配もあって、ちゃんと飼育しているといえるのかどうか結局怪しいけど。

でも、事故事例はたぶん参考になると思うから。
キュキュの事故だけでなく、りるさんのヒヤリ事故も近いうちに記事にしていこうと思っています。

で、1年以上前に書いた記事を読み直してみました。

事故報告というよりは、読み物みたいで長い・・・でもほぼそのまま、その頃の気持ちで書いたままを載せようと思いました。

ただあんまり長いので、概略は先に。
興味のある人だけ全部読んでくれれば。自分の後々の振り返りになれば。



<初代キュキュの事故のこと>

簡潔にいうと、部屋んぽ中に、子供が踏んでしまう、という事故でした。

その時は一命をとりとめましたが、10日程経ち、元気が戻ってきた、と思った頃に、

朝生きていたのが夕方会社から帰ってきたら死んでいた、という、あまりに急な、急と思える出来事でした。

事故からは快方に向かっていたので、はっきりとした原因は不明です。

ただ、体力が落ちていたので、暑さに耐えられなかった、とかの複合的な要因ではないかと思っています。

とてもショックでした。

それから、外出中の部屋の温度がどうなっているか、とか、保冷剤は有効なのか、とかいろいろ実験しました。

私なりにデグーの事を勉強しました。デグーをまた飼う為に部屋も片付けました。

デグーの事をよく知らなかったのに、店員さんに勧められるまま、気軽な気持ちで飼ってしまいました。

デグーは気軽に飼っていい動物ではありませんでした。

キュキュのことで、私はそう痛感しました。



以下、続き、は、当時書いた記事に少し加筆したものです。
冗長的な文章だしツッコミたくなる所もあるけれど、できればツッコミは心の中でとどめてもらいそのままの記憶として。


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(ここから。昨年の7月に書いたものです。)

その事故は、子供がデグーを踏んでしまった、という事故でした。

慣れていたリスが踏まれて死んでしまった、といった話を聞いたことがありました。

まさかそんな同じことが起こるとは思っていませんでした。

まさか起こるとは思っていなっかったので、人間が居る部屋で 1日 1回 30分くらいのお散歩をさせていました。

危ないかも、という認識はあったものの、『 人間以外の危険なものがない部屋 』が、この家にはありませんでした。

どの部屋も生活品でモノが溢れているので、消去法で『 危険なものが他より一番少ない部屋 』という消去法でリビングを散歩させていたのでした。

散歩をさせなかったら良かったかも知れません。
人間が居ない時のみにするとか。
もちろんなるべくそうしていました。
でも、子供たちが夜更かしだったり、何かしらイベントがあったり、と、人間が居ない手頃な時間が毎日あった訳でもなく、100%の決まりごとにはなっていませんでした。

とても好奇心旺盛な子で、いつもケージの外に出たがっていました。
ケージを齧ったり、近くを通れば出せ出せアピール全開の子でした。
広いケージに変えてみてもケージ齧りやアピールは変わらず、ストレスがたまるかな、と根負けしていた所がありました。

その事故は、何度も散歩させていて散歩させる事に慣れてきていた、という気が緩んで事故が起こりやすい頃だったかと思います。

その日はケージの掃除はしない予定でした。でも汚れが気になったので急きょ掃除をすることにしました。ただ、ケージのある部屋に掃除するだけの床スペースがありません(モノが多かったから)。掃除はいつも比較的広いリビングにケージを移動して行っていました。リビングではデグーが散歩中で、他の部屋に行かないように部屋と部屋の境に脱走防止の段ボールなどをかませて扉は狭くなっていました。だから、リビングへ重いケージを一人で抱えて運び込む事は難しかったのです。

だから扉の所で子供にケージを受け取ってもらうように頼みました。
テレビに気を取られていた子供はよそ見をしたままケージを受け取りに来ました。

そこにデグーが走りこんできたのです。

好奇心旺盛な子でした。
既にリビングの探索はほぼ終了し、最近は他の部屋へ脱走を試みていました。
他の部屋からの何かの気配を感じ、何が起こるの!何があるの!といった感じで走ってきてしまったのでしょう。

それでも、
子供が足を今まさに下ろそうとしている所に、なぜ、あと数センチでもずれなかったのか、
なぜあと数秒でもずれなかったのか、あまりのタイミングの良さは今も悪夢のようで現実として受け入れる事を心が拒否しています。

今でも信じたくない信じたくないでも現実だったのです。

もしもデグーのケージを大きなケージに変えていなければ、わざわざリビングに持っていかなくても掃除が出来たでしょう。デグーの為にと新しく購入したケージが大きくて重くて、広い部屋でないと掃除ができなくて、それも皮肉な原因となってしまいました。

踏まれた直後はデグーは蹲っていました。数秒後、反射でしょうか、回転するように床の上を凄い早さで滑りました。慌てて掬い上げる様に抱っこして動きを止めました。血が出ていましたがどこから出ているかは分かりませんでした。

抱っこしたまま動揺しつつも震える手で PC を操作して、以前見つけてあった夜間往診に連絡して来てもらいました。来てもらった時には真夜中でした。

エコーなどで骨折などはしてなさそうだと分かりましたが、今は応急手当しか出来ないので夜が明けたら病院に、入院になるだろうから小動物専門の所に行った方がいいと言われました。

ショックの為体温が低く、ペット用のヒーターなどはないか、と言われましたが、あいにくデグーを飼い始めたばかり、季節柄ヒーターが売っている時期でもなかった為まだ家にはありませんでした。

仕方ないので、少し暑い位の時期でしたが夜の間中エアコンの暖房を付け、デグーのケージのそばで横になり数時間ごとに起きて様子をみました。いつ動かなくなってしまうかと心配でした。

朝になってすぐに病院に電話をしましたが、予約がいっぱいで午後になってしまう、と言われ、でも待っていられる状況ではないので、時間外で診てもらえないか、とお願いして、朝一で診てもらう事になりました。

エコーやレントゲンで見てもらった結果は、内臓破裂や骨折はなく、目立った外傷もありませんでした。ただ、鼻血が出ていたのと、呼吸が弱く身体が冷たいのが心配な要素でした。

小さい動物なので、それ以上の細かいことは分かりませんでした。

ご飯を食べられない状態で、鼻血もあるので、歯の見えない所(根本)が折れているかも、というのと、鼻腔のあたりの骨が欠損したかも、と言われました。

高温注意報が時々出る時期になっていたので、入院をお願いしました。

その後四日間入院し、ご飯もいくらか食べられるようになったのでお薬をもらって退院しました。

辛い思いをさせたけれど死んでしまわなくてよかったと本当に思いました。



けれど、その退院から約10日後、ある日急に元気がなくなって、仕事で家を空けている最中に死んでしまったのです。

助けようと思って頑張っていた筈なのに、その甲斐なく小動物を死なせてしまった経験は、今回だけではありません。ああ、また。と信じたくなくて、でも現実で。それ以上考えたら私自身が生きていけなくなってしまいそうでした。


(長くなったので後日 『急変』 へ続きます)


タグ:デグー事故
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