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1 年以上が経って 続き。(事故について思う事) [デグー 病気・怪我]

前の記事の続きなのにかなり間が空いてしまった。

シリアスな内容を書いてしまったせいで何だか色々な想いが入り混じって整理できなかったのと、私生活が忙しかった為。とはいえ気づけばもう年が明けて新年に。
マリンの誕生日も過ぎ、りるももうすぐ二歳。
病院で歯が弱っている、と言われたりるだけど、今の所は特に変わりなく過ごしている。
心配していた体重も 217g ←→ 232g を行き来している感じで、以前の 190g ←→ 203g の頃に比べたらいい感じじゃないのかな。

りるの体重が増えた事についてはまた別の記事で。


そして、前の続きの 「事故について思うこと」 だけど、やっぱりきちんとまとまってはいない。
熱く語っても飼育歴が 1 ~2 年では嘘っぽくて軽くてなんともいえない気持ちになってしまうから。

なので、後で加筆するかもしれないのだけど、なんとかまとめの記事を書いてみました。

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事故を振り返って思う事。

 ひとつは、あの事故がなかったとしても、あの日の急変がなかったとしても、遅かれ早かれそう遠くないうちにキュキュは命を落としていたのではないか、

という事。

 そしてもうひとつ、もし飼う前にこれらのいろんな事を認識していたらデグーを飼っていたただろうか? 答えはたぶんノーだろう、

という事。


なぜなら、当初は、

  ハムスター感覚で飼っていたから

  そんなにあっという間に体調を崩して昇天してしまう動物なのだという認識がなかったから

  我が家のペット予算を随分オーバーしてお金がかかっていたから


事故が起こる前は、
夏場のデグーにエアコンが必須だと言われていても、光熱費節約の為に 「保冷剤でなんとかならないか」 とか 「 この位なら大丈夫かな 」 とか、とにかく様子をみてまずいと思ったらエアコンつけるとか病院とか考えないと、 とかいう感覚でいたと思う。

ウチはもともと耐える家族なので、エアコンをすぐに付けたりしないし(30度越える部屋でもエアコンを付けようともせずにゲームをしていた子供達がいい例)、寧ろエアコンの風は苦手な方だし、あの頃はたまたま私が夜型だから熱帯夜でも本当に暑いのが数時間で済んでいただけ。

熱中症が原因ともいえない、とはいえ、あの日早く寝てしまった為に、不適切な温度帯にいつもより早く達してしまった事は想像に難くない。デグーの体力を削ぎ落としてしまったのだと思う。


事故が起こる数日前だったかいつだったか。
夜少し暑そうだな、と感じてエアコンを付けるかどうかを迷った事があった。

その時夫が 「 この子の為だけにエアコンを付けるのか 」 と言った。

迷った末にその時はエアコンを付けなかった。 はたして翌朝、キュキュは元気にしていた。

迷った末にエアコンを付けなかったのは、 「これまでの我が家ならエアコンを付けない気温だった」 ことと 「我が家のペット予算を随分オーバーしている自覚があった(夫にやや申し訳ない) 」 からだと思う。

キュキュを亡くした今同じことを夫に言われたら 「付けるけど (なにか?)」 と即答で突っぱねる自信がある。

でもその時は出来なかった。

生命に危険を及ぼす気温と快適に過ごせる気温は=(イコール)じゃない。

生物には適応力というものがあると思う。だからある程度は適応してもらっていいと思うけれど、デグーの場合は気温に対する適応範囲はとても狭いのだと、今は思っている。

生命の危機が及んだ時、何かする猶予がない程あっという間にキュキュは逝ってしまったのだから。耐えられる環境ではなく、出来るだけ快適に過ごせる環境が必要なのではないかと、今は認識を変えた。


そんな訳で、主に環境温度の関係で、夏なら暑すぎて、冬なら寒すぎて、そう遠くないうちに命を落とす事になったのではないかと思うのだ。


もうひとつの、デグーを飼わなかったのでは、というのは、

もともとペットショップの店員さんに勧められて気軽に飼ってしまったわけで。

共働きだし、子供複数だし、お金も時間も家族の為に出来るだけ必要で、毎日バタバタした日々を生活している。

動物が好きでいつか飼いたいと夢みている犬やフェレットを、今まで飼わずに我慢してきたのは、ひとえにお金も時間もかかって余裕がなくなり過ぎるのを避ける為だ。

ハムスター位ならそれほどスペースも取らないし手もかからない。
けれどデグーはどうだろうか。

気温に随分気を配らなければいけないし、少しでも節約したいという精神と逆行する24時間エアコン(夏場)だし、ケージや飼育品も結構高かったし、ケージに場所取られるし、掃除に時間取られるし、、、少ない余裕が更に少なくなってしまった。

果たしてそれを最初から見越していたら?

多分、家族の為に余裕を残す為、あの時あの場で泣く泣く飼う事を諦めたのではないかと思う。


けれど、あの時デグーを飼ってしまった。

考えようによっては、あの時キュキュの運命が決まってしまったのかと思うと申し訳ない気持ちにもなる。申し訳ないけれど、ただキュキュを飼うことでデグーに対する認識が改められ、沢山の事をキュキュに教えてもらったと思う。

デグーを飼う事に失敗し、冷静に考え直せばそもそも飼わない方が正解なんじゃないか?とも思うけれど、一度飼ってしまったものでもう覚悟が出来た、というか、もう一度デグーを飼いたいと思った。今度はちゃんと、飼いたいと思った。

それでデグー飼育を勉強しなおして、出来る範囲の室温実験を行って、部屋スペースを作るために断捨離を決行し、新しくデグーを我が家に迎え入れた。
合格とはいかないかもしれないけど、なんとか及第点?で 1 年無事に飼い続ける事ができて良かったと思う。


余裕に関してはやっぱり削れらて大変だけど、動物が苦手だった息子もデグーと触れ合えるようになり、動物好きでもやや強引だった娘も待つという事やお世話の手伝いをしてくれるようになり、デグーの色々な表情や様子を毎日見る事ができるのは日常のちょっとした楽しさや刺激を与えてくれる。

しようと思ってしたというより、こうなってしまったからやってる、って感じだけど、今はそれで、デグー飼育にベストを目指せるといいな、と思う。


なんだか書かれている文字程実際はそんなかっこよくもないんだけど。有言不実行にならないように頑張ろう。


最後に、キュキュの事故でかかったお金について、かなり現実的だけど参考までに。
うる覚えなので概算。←正確にメモッとけ、とあの頃の自分に言いたい

   夜間救急往診で 約 3 万円

   翌日の通院(時間外)→入院で、 約 1.5 万円

   入院→退院(薬付)で、約 2.5 万円

こんなところだったと思う。2週間程で 大体 5 万円以上 10 万円以下のお金がかかった。

夫はこれを生活費から出したと思っているようだが、一応生活費外のもしも予算から出したので生活費には影響ない筈。

デグーくらいになるとやっぱりお金は結構かかる。

昔フェレットを飼っていた時に専門外の病院に行った為のイマイチ診察(誤診といえるようないえないような)を受けた経験があるので、同様にデグーのようなエキゾチックアニマルはもしもの為の専門病院をあらかじめ調べておいた方がいい。
事故の直後は動揺して手が震えて PC 操作も困難だったので、あらかじめブックマークしておいて 2, 3 クリックで目的の病院にアクセス出来たのは良かったと思っている。

勿論もう二度と事故はあってほしくないけれど。


タグ:デグー事故
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